マムシグサ

一瞬、本当に蛇が鎌首をもたげたようにすくっと立っています。下から覗くと空がすけてみえます。 このところ大学村を訪れる人も少なく、ひっそりとしています。そんな静けさの中、このたび山荘の建て替えで敷地を広げるために、大きなコナラの木を数本切り倒したのをもらって、薪ストーブの薪にすべく、チェーンソーの音を響かせています。このけたたましい音にまけないでホトトギスがトッキョキョカキョクと鳴いています。

右に棒のように突っ立っているのがマムシグサです。横に大きな枝が落ちていますが、あさ、ベランダから眺めていると大きな音がしたので見に行ってみると太さ10数cm、長さ5mほどの生枝が落ちていました。森の中は何が起こるかわかりません。気のつけようもありません。